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資格を取得してステップアップ

介護職に従事する場合は、無資格だと上司や同僚からの信頼を得られないので、基本的な資格を得ておくことが大切。まず、介護職に従事したばかりの人は、介護職員初任者研修を受講しておくのが良いでしょう。介護職員初任者研修は、就業前はもちろん、就業中であっても取得することが可能で、民間学校に通えば2ヶ月か3ヶ月で修了できます。なお、就業前に取得すると、事業所によっては数千円から1万円程度の資格手当を毎月貰えるケースもあるようです。

介護施設に就職し、ホームヘルパーとしてキャリアを積んでいけば、実務経験が3年以上かつ540日以上で介護福祉士国家試験の受験資格を得られます。ただし、試験前に介護福祉士実務者研修を320時間程度受講する義務があるので、仕事が休みの際に通わなければなりません。介護福祉士に合格すれば、資格手当がアップする事に加え、サービス提供責任者や生活相談員といった介護施設の仕事に就くことができ、幅広い分野で活躍することが可能になります。

介護福祉士の国家資格を取得し、実務経験を5年以上かつ900日以上積んだ場合にチャレンジできる資格はケアマネジャーです。介護支援専門員と呼ばれるケアマネジャーは、難易度の高い資格として位置付けられていることから、資格取得のためにしっかりと学習しておく必要があります。なお、ケアマネジャーになれば介護計画を作れる立場になり、居宅介護支援事業所を立ち上げることができたり、介護施設の所長や事務長といった重要な役職に就いたりすることも可能です。